結論:
年収106万円を超えて社会保険に自分で入ると、毎月の手取りは「もらうお金のうち約85%」になります。残り約15%が健康保険・介護保険・年金の保険料として差し引かれます。
1. 社会保険のしくみをかんたんに
- 健康保険・厚生年金・介護保険は、働く人が「半分ずつ」会社と折半して払います。
- 年収106万円(=月8.8万円×12カ月)を超えると、自動的にこの“折半”に入る必要があります。
- 結果として、給料から**約15%**が天引きされ、手取りが減ります。
2. 実際の手取りイメージ
月にどれだけもらうか(総支給額)ごとに、「天引き」と「手取り」をかんたんにまとめました。
月の給料(総支給) | 天引き(約15%) | 手取り(概算) |
---|---|---|
9万円 | 9万円×0.15=1.3万円 | 9万円−1.3万円=7.7万円 |
10万円 | 1.5万円 | 8.5万円 |
12万円 | 1.8万円 | 10.2万円 |
15万円 | 2.3万円 | 12.7万円 |
- 例:月12万円もらう人は、12万円×15%≒1.8万円が保険料→手取りは約10.2万円!
3. 減った分の「メリット」もある!
- ケガや病気で働けなくなったときに「傷病手当金」がもらえる。
- 子どもが生まれたときに「出産手当金」がもらえる。
- 将来もらえる年金が増える。
つまり、今は手取りが少し減るけど、いざというときや将来の安心につながります。
4. ポイントまとめ
- 年収106万円以上で約15%が保険料として天引き。
- 手取りは「総支給×0.85」が目安。
- 病気・出産の手当や年金アップなど、将来の安心を得られる。
手取り減を恐れず、社会保険のメリットも考えて働き方を選んでください!
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